パムッカレは「綿の城」

6時モーニングコール、7時半出発。
バスは急な坂を登ってゆく。15分ほどで世界遺産パムッカレに到着。
パムッカレはトルコ語で「綿の城」という意味。真っ白な棚田が広がっている。この風景を作り出したのは温泉だ。カルシュウムと炭酸塩らしい。



勢いよく流れる上部の水路は温かくて足湯に最適。靴を脱いで素足で白い地面を歩く。小さい凸凹多く固い。足裏マッサージをしているようで結構痛い。水に入るとぬるぬるしていて足を取られる。下に行くほど水は冷たかった。

裸足にならなかったり、コースを外れると何処で見ているのか監視員に注意される。

ヒエラポリス遺跡は見ないでしまった。時間もなかったし、石の遺跡は見飽きたからいいか。かなり大規模なものらしい。


休憩したレストランのケーキ。生クリームにたっぷりの蜂蜜、けしの実をふりかけて5リラ。目の前で作ってくれる。
車窓には穏やかな農村の風景が続く。



コンヤに到着、メヴラーナ廟がある博物館へ。靴にカバーをつけて入場する。写真撮影は禁止。中は信者達でいっぱいだった。巡礼のようにしてやってくる人が多いらしい。メヴラーナ手書きのコーラン、白い衣装を着てぐるぐる回りながら踊る儀式の様子が、等身大の人形で展示されている。

伝統を守り信仰に熱心なイスラム教徒が多いところだと説明があった。大きい街で路面電車が走っている。
ホテルに着いてから近くの大型スーパーに案内され、薄いYシャツを買った。トルコは考えていたより気温が高く、着るものに困っていたのだ。盛岡と1ヶ月違うのではないだろうか。
夜は満月だった。