名前は当然<くろ>


新しい猫が来た。真っ黒な尻尾が長い大きいオス猫。名前は当然<くろ>だろう。<ふじお>のライバルだ。彼らが鉢合わせをしたらひと悶着あるな。
<くろ>は縁側の下に逃げ込んだ<さびー>を追いかけていた。<しろ>は樹に登って様子をみている。
隣に行ってしまったと思っていたら、またやってきて大きい声で鳴いている。夜中にも何回かやって来て、そのたびに鳴き声で目が覚めた。