水芭蕉が群生していた


9時過ぎ八幡平に向けて出発。途中に通過する県立大学付近の桜は満開だ。天気は曇りからだんだん青空に変わっている。
道の駅にしねのあたりでニュースを聞く。八幡平頂上にゆくアスピーテライン、樹海ラインは積雪のため通行止、状態が良くなれば12時にゲートを開けると言う。・・・ここから帰るのは残念だ。しかしまだ2時間もある。
岩手山の溶岩流を見て時間を潰すことにした。一面に真っ黒な溶岩で埋め尽くされている。溶岩の大きさはあまり大きくない。ほとんどが1メートル以下か。その中を見学用の通路があるが、ごろごろした溶岩でできた道はひどく歩きにくい。

12時過ぎゲートを通過して樹海ラインを頂上へ。車はひどく少ない。雪の回廊は頂上あたりがやっぱりすごく、両側に雪の壁が続く。夜間に吹き付けた雪が樹に凍りついて真っ白だ。その向こうに岩手山が見える。
ふもとまで下りてくると、雪解け水が林の窪地に溜まっている。そこに水芭蕉が群生していた。日当たりのいいところは見ごろ。全体にまだ早い。その水辺に何か動物が動いていたが、確認する前にいなくなってしまった。